親と子

絵や言葉で表現していくうちに

最近になって気づくのは

この感受性は父譲りだなと 思うこと



そして私は 

父が大好きだったのだと思うこと



それをこの年齢になるまで 

よく分からないでいた 


初めて実家で絵を描いたとき

父は目を輝かせて

私の絵を静かにゆっくりと見て



「お前の絵すごくいいよ」 

と 驚いたように言ってくれて

とても嬉しかった 



「もっといろんな絵 描きたいだろう 

ドライブ行こうか」



父は私を連れて美しい景色を

たくさん巡ってくれた

私は改めて感じた



この父の年老いても変わらない
繊細でロマンチストな感受性のおかげで



私も 娘に日常の中にある 
美しい風景を感じ見つめ 



育む大切さを伝えたいと 

思ったのだと。


 

先日、再編集したフォトブック

新しく準備できました

表紙はミルクティカラー

父と母へのメッセージを向かい合わせにした


個展で40冊ほどご用意しております



felt sense

日常の中にある 何気なくたわいもない 小さな喜びや感じることを アートやフォトから コトバにしています

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