森と水の精霊と
抜けるような青空の中
車で1時間ほど走る
夫と二人でゆっくり少しずつ
山道をすすむ
森の中は
どこもかしこも
懐かしく
そして色づきながら
静かな笑みを讃えていた
その場所に
美しい水の精霊がいた
気高く
そして歌声のような
飛沫をあげて羽衣を纏うように
たおやかに
地上に舞い降りていた
大いなるものが光と共に
「おかえり」と
出迎えてくれるような
なにかに包まれて
思わず涙が。
不思議・・
初めて来たのに・・
帰り道
素敵なギャラリーカフェを見つけた
もう少し色づくと
あけた窓から
一面の紅葉が
見えるのだとか
もう少ししたら
また来ようねと
思わず小さな約束をした
そんな秋の日
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