アシンメトリーな朝
今日から夫と二人
のんびり過ごせる年末年始
朝はいつもどおり早く起きて
二人で散歩に
面白いタイトルの雑誌
「危険な読書」
清々しい朝に
なんとも過激な内容の
書物がズラリ
独特の世界観
でも不思議と
嫌悪感がないのは
どこか通じるものが
あるからだろうか
平和というのは
字の如く和やかに平たい
いってみれば
それは均整のとれた
一見するとシンメトリーな
印象があるけれど
これは紛れもなく
歪でアシンメトリーな感じ
人と人の間にある
見えるものと見えないものの
位置づけや距離感は
時々少し強めの刺激によって
呼び起こされることがある
なめらかさのあるものに
触れている中の
ほんの小さなザラっとした
手触り
感じてみることで
鈍麻していた何かに
ほんの一瞬だけ動きが与えられ
遠い昔
もっと至近距離的に
あったことを感じる
そんな朝のひととき
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